今日は桜桃忌

今日は、太宰治の命日「桜桃忌」です。
今年は生誕１００年だそうで、特に映画は本当に、どうなってるの！！てくらい、
太宰の映画が作られているそうです。

大学時代、太宰の生まれ故郷津軽に一人旅したことがあります。
青森県金木村。
ちょうど、りんごの花が満開で、
津軽富士を見ながら、りんご畑の真ん中を通る列車に乗りました。
あの、可憐で小さな白いりんごの花。
今でも忘れられません。

太宰の生家は、ちょうど「斜陽館」になる途中の工事中で
中を見ることはできませんでした。
外観だけでも、本当に、大きくで、重厚感漂う建物でした。
太宰は、馬車に乗って、
毎朝、通学していたそうです。

太宰の作品が、今の時代でこんなに愛されているのは、
不思議なようで、でも、あー、やっぱり、愛されているんだなぁ、
と、しみじみ納得するんです。

私は、やっぱり、太宰の一番充実していたであろう、
中期の作品が大好きです。

一番好きなのは「女生徒」
次は「津軽」そして「富岳百景」

中期の短編は、どれを読んでも
サービス精神にあふれていて、明るくて、明快で
本当に大好き！！

今回映画化されているのは、
暗い影を落とし始めた後期の作品ばかりで
あんまり・・・です。

でも、DVDになったら、やっぱり見ると思います


















また、津軽に行きたいです。
今年は、たくさんの人、津軽を訪れて
いるんだろうなぁ。



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